「英文ビジネスメール」プチレッスン(4)~依頼する
メールでは、相手に依頼する場面が多いですね。よくこう書く日本人がいます。
Please send us your quotation by Monday.(見積もりを月曜日までに送ってください。)
もちろん、これでも間違いではありませんし、一応、お願いしているような形を取っています。
しかし、英語のPleaseは文意によって、命令口調に受け取られる場合がありますので注意が必要です。
より丁寧で、ビジネスメールに適切なのが、このフレーズです。
Would you please send us your quotation by Monday?(見積もりを月曜日までに送っていただけますか。)
疑問文にすることで丁寧になり、さらに、Wouldを使うことでより丁寧になっています。ほとんどの場合、Couldを使っても大丈夫です。
両社の違いは微妙ですが、Wouldはwillの過去形であることから、相手の意思を尋ねているニュアンス。
それに対して、Couldはcanの過去形ですから、できるという能力や可能性を尋ねているニュアンスがあります。
また、ビジネスメールでは依頼するときに、Can you~? Will you~?はまず、使うことがありません。理由はカジュアルすぎるからです。基本的には口語表現です。
とりあえず、Would you please~? を使っておけば、相手に嫌な印象を与えることはまずありません。
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